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歩く時にお尻の筋肉は使えていますか?|正しい姿勢・呼吸・歩き方を目指す『LIFE FIT ライフフィット』吹田千里山

スーパーやショッピングモールなどで歩いている人を観察すると、多くの人はお尻の筋肉が使えていません。骨盤が左右に大きく揺れ、脚が地面に着いていない側の骨盤が下がる動きが見受けられます。



お尻の筋肉は、足が地面に接地するときの衝撃を吸収するために、伸ばされながら力を発揮します。簡単にいうとブレーキをかけてくれていますが、このお尻の筋肉が使えていないと、衝撃が股関節や膝、腰などの関節にストレスをかけ続けてしまいます。



その結果、関節の変形や腰痛の要因になってしまいます。特に女性はもともと筋肉が弱く、さらに出産などで体幹やお尻の筋肉が弱くなってしまうことで、お尻の筋肉を使って歩けていない方が多い印象です。


お尻の筋肉が使えていないと、太ももの筋肉に頼りがちになります。足を前に大きく出す歩き方になり、股関節が曲がったままになってしまいます。股関節の前が硬くなってしまうことで骨盤が前傾し、反り腰になってしまいます。


反り腰になると体幹の筋肉が使えなくなり、足が地面に着くときの衝撃がダイレクトに腰に伝わってしまいます。反り腰になると猫背になり、ストレートネックにも…。


お尻の筋肉が使えていないだけで、どんどん悪循環に陥ってしまいます。


簡単なチェック方法として、片足立ちを行ってみてください。



身体は真っ直ぐのまま、片側の膝を高く上げます。太ももが地面と平行になるまで上げてみましょう。支持している側の膝が曲がっていないか、股関節は曲がっていないか、上半身は真っ直ぐになっているか、などを確認してください。


しっかり姿勢を保ったまま30秒キープできるかチャレンジしてみてください。





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