股関節の使い方“ヒップヒンジ”|肩こりや腰痛などのない機能的な身体へ『LIFE FIT ライフフィット』吹田市千里山

更新日:2021年11月10日

身体には正しい使い方があります。

その中でも、一番最初に使い方を伝えることが多いほど、股関節は重要な関節になります。


身体の中には"モビリティ関節"と"スタビリティ関節"があります。関節は、より可動域が求められる関節とより安定性が求められる関節に分けられます。例えば肩関節や足関節、そして股関節は"モビリティ関節"で、肩甲骨や腰椎、膝関節は"スタビリティ関節"とされています。その時々の状況や動作によって求められる割合は変わりますが、概ねこの考え方が当てはまります。


股関節は球関節という関節の種類で、多軸性で様々な方向へ動くことが可能な関節です。股関節が硬くなってしまうと、他の関節が足りない可動域をカバーします。それが膝関節や腰椎になってしまいます。本来"スタビリティ関節"である膝関節や腰椎にモビリティの要素が求められます。その結果、本来の使い方ではない動きをし、その中で負担がかかることで腰痛や膝痛などの要因となります。


ヒトの進化における四足歩行から直立二足歩行になる中で、脊柱のS字カーブや骨盤の形状、大殿筋の発達の他に股関節の形状も大きく進化している部分です。大腿骨頸部と大腿骨の角度や頸部が細くなることで外転の可動域も広くなっています。外転の角度は直立歩行で横方向に方向転換するためであったり、槍などの投擲で獲物を捕獲するために外転の能力が必要だったのではないかと推察しております。


話が脱線しましたが、ヒトになるまでの進化の中で最後に獲得したものは、最初に機能低下を起こすと考えています。直立二足歩行になったことで、脊柱や腰椎、骨盤、そして股関節は歳とともに痛みや骨折などを起こしやすくなります。股関節も大腿骨頸部が細くなり、荷重も多くなることで、変形や骨折のしやすい場所となってしまっています。


それらの進化の最後に獲得したものは、早めに使い方の練習やトレーニングをすることをお勧めします。昔に比べて高校生や大学生でも股関節が使えていない子が増えていますので、小学生から練習をやっておく必要があると感じています。


その練習としてヒップヒンジがお勧めです。

90cm程度の棒(コーナン で売っています)などを後頭部・背中(肩甲骨の間くらい)・骨盤の3点に当てた状態で、お辞儀をして上半身を前傾させます。この時に膝をあまり曲げないようにし、太腿の後ろにストレッチ感が出るようにお尻をなるべく高い位置にキープします。これを繰り返します。


写真はスプリットスタンスでやっています


3点が離れないように棒が地面と平行になるまでお辞儀できれば素晴らしいです。両足で出来るようになれば、次は足を前後にしたスプリットスタンスで行います。


このまま重りを持てばトレーニングにもなりますので、一度試してください。

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