手で身体を支えたり、何か重たいものを押したり引いたりする時には背骨を意識することが重要です。その中でも4番目の胸椎から動かすことが重要と考えます。
手で重たいドアを押す時を考えると、肘を伸ばす動きや肩を前に出す動きでドアを押している人がほとんどです。肩甲骨から力を伝えるという人もいますが、LIFE FITでは“胸椎の4番目から押す”ことをお勧めします。
肩が痛い方や肩こりの方のほとんどは、胸椎から動かすことができていません。それどころか胸椎が硬くなってしまい、動かないことも多いです。
まずは胸椎の可動性を出すためのエクササイズをしましょう。胸椎の可動性が出てくるだけでも肩こりや方の痛みが軽減することがあります。その後、大まかでいいので、背中から動かすイメージ、背骨から動かすイメージ、胸椎の4番目から動かすイメージへとポイントを絞っていくようにするといいでしょう。
この方法も肩こりや肩が痛い肩だけでなく、スポーツの場面でも怪我の予防としてもパフォーマンス向上としても効果が期待できます。
例えば向かい合って押し合いをする場面では、明らかに違いが出てきます。しかし、やっている方は方で押しているよりも力を入れている感じはありません。身体的には楽になっているにもかかわらず、押す力は強くなるのです。
ランニングの時の腕の振りやゴルフのスイング、重たいものを持ち上げる時、ダーツ、掃除など全ての場面で使えるようになると、身体を楽にかつパフォーマンスが高胃状態で使えるようになります。
ぜひ試してみてください!
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